なぜ人は完璧主義になるのか|完璧でなくても大丈夫になった理由

メンタル編

「ストイックだね」と言われることがよくありました。
でも、正直に言うと、自分ではそう思っていませんでした。

ただ、

「全てのことに対して人より少しでもできていたい」
「6割くらいはできている状態にしておきたい」

そう思っていただけです。

勉強も、家事も、仕事も、その他のことも
できていない状態のままにしておくことが、どこか落ち着きませんでした。

今振り返ると、これが私なりの完璧主義でした。

完璧主義ではなくなったきっかけは、色々な事を同時にやりすぎて何もかもうまくいかなくなった時に”完璧になれない”と実感したときでした。

それから、できないことを受け入れられるようになり、自然と完璧主義が緩やかになっていったように思います。

かなり気楽になっているので、完璧主義の方に参考になればと思い記事を作成しました。

なぜ人は完璧主義になるのか

完璧主義は、性格というより環境や経験の積み重ねでつくられることが多いと感じています。

  • 小さい頃に「ダメな部分」をよく指摘された
  • 失敗したときの嫌な記憶が強く残っている
  • 「できたとき」だけ評価され、「できない自分」は見てもらえなかった

こうした体験があると、無意識のうちに
「できない自分=価値がない」
という前提が心の中にできあがります。

すると、

  • できない状態を避けたい
  • 先に整えておかないと不安
  • 常に自分の足りない部分を探してしまう

そんな生き方になっていきます。

完璧主義は、自分を守るために身につけた防衛反応でもあるのです。

完璧主義のメリットとデメリット

メリット

完璧主義には、良い面もあります。

  • 責任感が強い
  • 一定以上のクオリティを保てる
  • 努力、行動できる
  • ”できないこと”を”できる”に変えられる

周囲から「信頼できる人」と見られることも多いでしょう。

デメリット

一方で、こんな側面もあります。

  • 常に気が抜けない
  • 休んでいても頭のどこかで「まだ足りない」と感じる
  • できていることより、できていないことが目につく
  • 自分を認める基準がとても高い
  • 人にも行動や努力を押し付ける

結果として、
「頑張っているのに満たされない」
という状態に陥りやすくなります。

完璧主義が和らいだ「仕組み」

私の中で完璧主義が和らいでいった背景には、いくつかの気づきがありました。

できなくても怒られない・評価されない環境に身を置く

完璧主義は、
「できないと怒られる」
「できないと価値が下がる」
という前提が強い環境で強化されます。

逆に、
”できなくても責められない”、”完璧でなくても関係が壊れない環境に身を置く”ことで、
「できなくても大丈夫」という体感が少しずつ積み重なっていきました。

”なんでもできる人間はいない”と知る

どんなに能力が高い人でも、得意なことがあれば、できないこともある。

人は何かを得ると、何かを失います。
もし仮に「全てできる」ように見える人がいたとしても、
限られた時間・体力・集中力の中で、全てを完璧にこなすことは不可能です。

完璧になれないのは欠陥ではなく、
人である以上、当たり前のことだと腑に落ちました。

「ない」から「ある」へ視点を変える

完璧主義の人は、無意識に
「ないもの」「できないこと」を探しています

”まだここが足りない”、”ここも直さなきゃ”

でも、視点を変えてみると、

すでにできていること、できるようになったこと、今の自分が持っているものは、
実はたくさんあります。

「足りないからダメ」ではなく、
「足りない部分があっても、今のままでもいい」
そう捉えられるようになったとき、心がとても楽になりました。

弱みを受け入れるということ

どんな人にも、強みがあり、弱みがあります。

弱みがあることは、弱いことではありません。


むしろ、弱みを受け入れることで、

  • 無理をしなくなる
  • 他人に頼れるようになる
  • 「弱くてもいい自分」を許せる

ようになります。

完璧を目指すほど苦しくなっていた私にとって、
「弱くてもいい」という感覚は、結果的に一番の強さになりました。

完璧でなくていい

人はできることも、できないこともあるから、人間らしくて良いのかなと思います。

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