”自然に身を任せること”が合理的な理由

自分らしさ

私たちは幼い頃から、

「頑張ることは正しい」「努力すれば報われる」「嫌な事も我慢し努力が美」

そんな価値観を教えられてきました。

嫌なことでも我慢してやること。
苦しい状況に耐え抜くこと。
その姿が、美しく、立派で、正しいとされてきました。

しかし現実には、努力が報われないこともあります。
必死で頑張っても成果に繋がらないこともある。
逆に、努力していないように見える人が、自然に結果を出してしまうこともあります。

なぜ、この差が生まれるのでしょうか?

「自然=自動的に安定する状態になる」

私たちの世界は、人もスマホも、建物も車も
どんなに複雑な出来事でも、小さな視点で見るとすべて「原子」や「分子」でできています。

それらの性質には 共通点 があります。
それは、安定しようとすること

例えば、水はH₂Oですが、これは偶然ではなく、安定するからこの形になったのです。
少し大きな視点で日常生活を振り返ってみると、合う人合わない人、合う環境合わない環境もあります。
これら全てが「より安定した状態」を目指し、求めているといえます。

これは、私たちの生活にも働きます。

”過去、今起きていること、これからの将来”
すべては「安定するための過程と結果」と捉えられるのです。

つまり、人生でうまくいかない時期があるのも、
無駄な苦労ではなく、より安定した形へと向かうプロセスであり、安定を教えてくれている時期だと言えます。

自然に身を任せないと何が起こるか

私たちは、本当はやってみたいことがあるのに、行動に移せないことがあります。
理由はいつも、もっともらしい言葉で飾られます。

「時間がない」「お金がない」「歳だから」「自分にはできない」

考えれば考えるほど、やらない理由が整っていき、
その“正しさ”に自分自身が納得して、結局何も始まらない。

逆に、やりたくないことほど、努力で続けようとしてしまいます。

一時的に良かったとしても
やがて疲れ果て、崩れ落ちるように続かなくなる。

結果的に、病気になったり、不眠、不安が絶えない、なぜか満たされない、仕事がうまくいかないなど、
うまくいかない流れを自らつくってしまうのです。

いずれも共通しているのは、思考中心で生きていること

思考はときに、もっともらしい理由を持ち出して、
私たちに「正しい選択をしている」と思わせます。

しかしその“正しさ”が、
本来の自分の流れを止めてしまう力にもなります。

自然に身を任せるとは?

自然に身を任せるとは、
思考で自分を制御するのではなく、
直感や感覚に素直に従うことです。

「ふとやりたくなった」「なぜかわからないけど気になる」
「ずっとやりたいことがある」「しっくりくる、心地いい」

こうした感覚は、自然や無意識や身体が示す“方向性”であり、
より安定した場所へ導こうとするサインでもあります。

自然に身を任せるとは、
直感で動き、感覚で受け取り、自然に湧いてくる力で進むことだと言えるのです。

自然に任せるための具体的な行動

では、自然に身を任せながら生きるためには、
いったい何から始めればいいのでしょうか。

ポイントは、“考える前に動き始めること”です。
ここから紹介する方法は、今日からすぐに実践できます。

 やらなければいけないことは「考えずにすぐやる」

やらなければいけない用事や義務ほど、
「面倒だな」「気が乗らない」と思いがちです。
そして、考えれば考えるほど気持ちが重くなります。

だからこそ、考える前に手を動かすのがコツです。
思考が言い訳を探し始める前に、サッと片付けてしまう。

例えば、洗い物”、”返信しなければいけない連絡”、”書類の提出”など。


こうした細かいことも、すぐにやってしまえば、自然に流れが良くなっていきます。

 やりたいことは「正当化する前に手をつける」

本当にやりたいことほど、
「今はお金がない」「忙しい」「また今度」と言い訳が浮かびます。

しかし実際には、
理由を考えた瞬間に行動は止まります

だからこそ、やりたいことは
正当化する前に、まず少しだけやってみるのがポイントです。

行動した時、自然な流れが動きます。

正当化していることに気づいたら「気づくだけでいい」

人は誰でも、言い訳や理由づけをします。
それを悪い習慣だと責める必要はありません。

ただ言い訳をしているときに、「あ、今、正当化しているな」と気づく。

気づくことは、修正するよりも強力です。
理由で自分を縛りつける力が弱まり、自然の流れに戻りやすくなるからです。

最後に ― “うまくいかない時期”も自然の一部

量子力学のミクロの視点から見てみると、
思うようにいかない時期も、止まっているような時間も、
すべては、より安定した流れに向かうためのプロセス。

やらなければならないことは、すぐにやってしまう。
やりたいことも、すぐにやる。

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