体調が悪いと、ついネットや周囲の情報に頼ってしまいがちですが、実は多くの健康情報には誤解や偏った見方があります。
今回は整体師の視点から、よくある「健康にまつわる誤解あるある」を5つピックアップし、その背景や正しいセルフケアについてお話しします。
あなたも信じてる?健康にまつわる“よくある誤解”
姿勢を正せば、すべての不調は改善する?
姿勢が悪いと体調が悪くなるイメージは強いですが、実際には姿勢は不調の原因というより結果であることが多いです。
体の内側、例えば内臓の調子や血流、神経の働きが整わなければ、見た目の姿勢を正しても根本的な改善にはつながりません。
ストレッチすれば体は柔らかくなる?
筋肉を伸ばすだけで体が柔らかくなると思われがちですが、実は神経の防御反射が硬さの原因になっていることも多いです。
過度なストレッチは逆に筋肉を硬くしてしまうこともあるため、注意が必要です。
肩こりにはとにかくマッサージ!
強く押せば楽になるという誤解もありますが、強い刺激は筋肉の防御反応を引き起こし、かえって固くなるケースが多いです。
やさしくほぐし、体全体のバランスを整えることが大切です。
年だから仕方ない?
加齢=衰え、というのは誤解です。
実際は血流やリンパの流れ、酸素供給、神経の状態が良ければ、年齢に関係なく健康な体は維持できます。
自律神経はコントロールできない?
自律神経は無意識の働きと思われがちですが、呼吸や姿勢、意識の使い方で整えることが可能です。
日常習慣を少し見直すだけで改善できることも多いのです。
なぜこうした誤解が生まれるのか?
ネットやSNSでの情報の断片化
情報が断片的に拡散され、極端な表現だけが目立つため、真実が歪められて伝わることが多いです。
短期的な変化ばかり求める社会
「すぐに効果が欲しい」という気持ちが、根本的な改善ではなく、表面的な一時的対処に目を向けさせてしまいます。
整体師の視点から伝えたい本当のセルフケア
体は“つながり”でできている
局所だけでなく、体全体のバランスを整えることが必要です。
実際の整体現場では、肩こりは肩に原因がないことがほとんどです。
原因は足にあったり、そしてその足に負担をかけているのは横隔膜であったりします。
不調はつながりの中で起こっていることを理解しましょう。
不調=悪ではない
不調は体の防御反応や修復過程でもあります。
その意味を知ることで、気持ちも楽になり、改善への第一歩となります。
“治す”より“流れを戻す”
血液やリンパ、神経の流れが正常に戻れば、体は自然と元の健康な状態に回復していきます。
まとめ|正しい知識が、正しい行動をつくる
健康に関する誤解は多いですが、正しい知識を持つことで、日々のセルフケアの質は格段に変わります。
整体師として皆さまの健康を支える情報を、これからも発信していきますので、ぜひ参考にしてください。
病院勤務・整体の経験から、心と体の健康に役立つ情報を発信しています!
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