朝起きても疲れが取れない理由とは?原因と簡単セルフケアを解説

不調の原因と対策

「休んだのに、なぜ疲れが抜けないの?」

休日にしっかり寝たはずなのに、朝からだるい。
「疲れが全然取れない」という感覚、あなたにもありませんか?

実はその原因は、単なる寝不足や運動不足だけではありません
体のコンディションはもちろん、**心や脳の“状態”**も関係しています。

この記事では、整体師の視点から、身体と心の両方に着目し、
「本質的な疲れの原因」と「改善のためのセルフケア」をご紹介します。

身体的な疲労の原因とは?

呼吸が浅くなっている

スマホやPC、猫背姿勢により、無意識に呼吸が浅くなっていませんか?
浅い呼吸=胸式呼吸・口呼吸が多くなると、交感神経が優位になりやすく、睡眠中も脳や体が休まらないのです。

体液循環が悪くなっている

血液やリンパの流れが滞ると、老廃物や疲労物質が体にたまりやすくなります。
特に「ふくらはぎ」「足裏」「股関節」「背中」の滞りは朝のだるさに直結します。

睡眠の質が下がっている

睡眠時間が足りていても、質が悪ければ疲れは取れません。

  • 寝返りが打ちにくいマットレス

  • 高すぎる枕

  • 骨盤や背骨の歪み
    などが原因で、無意識に体が緊張し続けていることもあります。

心の疲れが取れない理由

実は、「体は休んでいても、心がずっと働いている」ことで疲れが取れないケースも多くあります。

資料からは、以下のような状態が読み取れます:

あやふや、整理されていない、見立てがついていない、しめ切り前?

これらはすべて、脳がずっと“処理モード”のままであるサインです。

人は、問題が未解決なままだと、無意識にエネルギーを使い続けてしまいます。
その結果、体を休めても、回復感を得られないのです。

人生の大事な領域が乱れていないか?

次のような「人生の大切な7つの領域」が乱れていると、慢性的な疲労感につながります。

  • 健康

  • 家族

  • 友人やパートナー

  • 仕事

  • お金

  • 学び・成長

  • 趣味

このうちどれか一つでも「不安・未整理」があると、心の休息が妨げられている可能性があります。
つまり、“心のメンテナンス”も、体と同じくらい重要なのです。

今日からできるセルフケア(体と心の両面から)

体を整えるセルフケア

手や足ツボ押し

  • 労宮(ろうきゅう):手のひらの真ん中(画像:赤丸
  • 湧泉(ゆうせん):土踏まずの少し上(画像:青丸
  • 失眠(しつみん):かかとの中央部(画像:黄色

ポイント:痛気持ちいいくらいの強さで指圧!ゆっくり5秒指圧×5~10回が目安!

ふくらはぎマッサージや自然治癒力を高めるセルフケア

マットレスや枕など寝室の環境設定

  • マットレス、枕にこだわる(コアラマットレスが口コミが良くおすすめ、枕はむやみにオーダーメイドせずマットレス購入後に色々試すことを推奨)

  • 寝る前30分前に入浴する

  • スマホ・PCを触らない
    スマホを頭の近くに置くこと・スマートウォッチをしながら寝ることは電磁波の影響から推奨しません。少なくとも1mは離して睡眠することを推奨します。

    →電磁波の影響に関する記事も書いてます

心を整えるセルフケア

書き出しワーク

  • モヤモヤしていること・気になることを紙に書き出す

  • 頭の中を“外に出す”だけで、脳の負担が軽くなります

3分呼吸法(ボックスブリージング)

  • 「4秒吸う→4秒止める→4秒吐く→4秒止める」を3セット

  • 自律神経を整え、睡眠にも効果的です

「人生の7領域」から1つだけ整える

  • 例:「今日は“お金”に向き合う」「趣味に没頭する時間をとる」

  • 一つ整うと、心の安定感が変わってきます

さいごに

人によってどのセルフケアが効果あるのか違うので、
セルフケアを試しいただき、効果のあるものを知ることが大切になります。

「寝ても疲れが取れない」という状態は、
ただの睡眠不足ではなく、体と心の両方からのサインです。

無理に元気になろうとするよりも、
まずはこのサインに気づいてあげることが、根本的な回復の第一歩です。

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