座りっぱなしで体調不良?知られざる“お腹の力”の大切さ

デスクワークの方へ

座りっぱなし生活が増える現代の課題

長時間の座り姿勢が体に与える影響

現代はデスクワークやスマホの普及で「座る時間」が増えています。

例えば、

・長時間のデスクワークや勉強
・カフェでのお茶
・スマホやタブレットでの動画視聴やSNS閲覧
・通勤や移動時の電車やバスでの座り時間

座る時間が増えると、血流が悪くなりやすく、筋肉、とくにお腹周りの筋肉や体幹が弱くなる傾向があります。

お腹の力が働かないとどうなる?

お腹の力(腹圧や体幹の安定性)が弱まると、体にさまざまな不調が現れやすくなります。以下のような影響が考えられます。

  • 腰痛や肩こりの原因に:体幹が弱いと骨格を支えきれず、腰や肩に負担が集中します。最近では、20代でも”ぎっくり腰”になっている方を見かけます。
  • 便秘、痩せにくい、肌トラブル:腹圧が弱いと、内臓が正しい位置にとどまりにくく、消化不良を起こしやすくなります。
  • 心が休まらない:腹式呼吸がしづらくなり、リラックスしにくくイライラしやすくなったりします。
  • 常に疲れやすい:体を支える力が足りないため、日常動作でも無駄なエネルギーを使ってしまいます。

気づかないうちに弱まる“お腹の力”とは?

“お腹の力”とは、腹圧とも呼ばれ、内臓を支え、姿勢を安定させるための大切な力のことです。腹筋や体幹の筋肉がこの役割を担っていますが、長時間座っているとこれらの筋肉が使われずに弱まってしまいます。

座る時間が長くないけど、
お腹周りに脂肪がついている方で反り腰の方は、腹圧が弱まり腰へかなり負担がかかっているパターンが多いです。よく30-50歳の方でぎっくり腰になっている方も整体のお客さんでもよく見かけます。

内からの力とは何か?心と体のつながり

腹圧だけじゃない“内からの力”

内からの力は腹圧だけでなく、メンタル(心の状態)、内臓機能の健康、自律神経のバランスも含まれます。心と体は密接に関係しており、ストレスや不調は内側の力を弱めることがあります。

腹圧を高めて内から元気になる方法

簡単にできる体幹・腹圧トレーニング例

  • 腹式呼吸、深呼吸:仰向けの状態で両膝を立てます。”ゆっくり”とお腹を膨らませて息を吸い、へこませて息を吐く呼吸法です。
    普段から呼吸が浅い人は、”ゆっくり”できず、イライラしてくる状態になる人もいます。落ち着いてリラックスできるように練習してみましょう。
  • プランクやドローイン:お腹をへこませて体幹を意識する運動で、腹圧を高めるのに効果的です。

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メンタルケアや生活習慣の見直しも大切

リラックス法やストレス軽減を心がけること、適度な運動と十分な休息のバランスを取ることも、内からの力を高めるためには欠かせません。

まとめ〜内からの力を取り戻して健やかな毎日を〜

座りっぱなしの生活は腹圧を弱め、体調不良の原因になることがあります。お腹の力は体の内側から支える重要な力です。簡単なトレーニングや生活習慣の見直しで、内から元気な体を取り戻しましょう!

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