「本当に脂肪吸引でしか解決できないの?」
最近、20代の女性が「二の腕のたるみ」や「足のむくみ」が気になって、脂肪吸引を検討しているという話をよく耳にします。
SNSではインフルエンサーが「すぐに細くなった!」「ビフォーアフターがすごい!」という投稿が目立ちますが、実際のところはどうなのでしょうか?
整体師として、そして体の仕組みを学んできた者として伝えたいのは――
**「脂肪吸引は最終手段。まず“体の使い方”と“生活習慣”の見直しをしてほしい」**ということです。
「むくみ」や「たるみ」は、日々の積み重ねでできている
たとえば、足のむくみ。
これは単なる「脂肪」ではなく、血液やリンパの循環が悪くなり、余分な水分が溜まっている状態。座りっぱなし・立ちっぱなし・水分不足・お酒の飲みすぎなど、日常の影響を大きく受けます。
また、二の腕のたるみも、姿勢が悪く肩まわりの筋肉が使われなくなることで、脂肪がつきやすくなったり、流れが滞っている状態のことが多いのです。
「脂肪吸引」で失うものもある?
脂肪吸引は確かに変化がわかりやすい方法です。
でも、体は**「原因」が変わらないと、また元に戻ろうとします**。
さらに、吸引後の腫れや内出血、皮膚のたるみ、感覚が鈍くなるなど、リスクもゼロではありません。
見た目は一時的に変わっても、体の内側は変わっていないことが多いのです。
「整体」や「生活の見直し」でできること
私は普段から、「体を根本から変えていくアプローチ」を大切にしています。
-
姿勢を整える
-
呼吸を深くする
-
たるみのある筋肉をきちんと動かす
-
湯船につかる
-
水をしっかり飲む
-
自律神経を整える生活を意識する
このような一つ一つの習慣が、むくみやたるみの“根っこ”にアプローチしてくれます。
結果的に、脂肪吸引よりもリバウンドが起きづらく、健康的な美しさが手に入るのです。
→全身の巡りをよくする・自然治癒力を高めるセルフケア記事も紹介しています。
「自分の体を、もっと信じていい」
美容医療を否定するつもりはまったくありません。
でも、**自分の体の可能性を試す前に、手術に頼る必要はあるのかな?**と思うことはあります。
体は、正しいアプローチをすればちゃんと応えてくれます。
その変化に気づけたとき、「こんなに楽だったんだ」「もっと早く知っておけばよかった」と言われることも多いです。
まとめ
脂肪吸引はたしかに即効性があります。
でも、体の巡りをよくすること、使われていない筋肉を目覚めさせることでも、見た目は十分に変わります。
すぐに結果を求めたくなる気持ちもわかります。
でも、あなたの体には「じっくり変われる力」も、ちゃんとあるんです。
整体や生活習慣の見直しは、今だけでなく5年後、10年後のあなたの美しさと健康を支えてくれますよ。
コメント