“HSP気質”と体の関係|繊細なあなたに必要な整体的セルフケア

不調の原因と対策

こんにちは。
整体サロン「りらっく」です。

今日は、「HSP(繊細さん)」と身体のつながりについて、私自身の経験も交えながらお話ししたいと思います。

私自身、HSPです。

人の感情や言葉のトーン、雰囲気に敏感で、相手の機嫌や雰囲気にすぐ気づきます。悩み相談の文章がきたときには1日中、ひどければ2,3日考えてしまうこともざらにあります。そして、どっと疲れてしまいます。

HSPの方は、脳の神経系がとても繊細で、日常の刺激を深く処理してしまう性質を持っています。つまり、「人の気持ち」や「場の空気」を察知しやすく、それに対して無意識に体が反応しやすいのです。

それが**“心と体”にも強く影響している**ことを知ったのは、
整体や体の仕組みを学び、実際にケアしていく中でした。

HSP気質が体に与える影響とは?

HSPの方は、以下のような状態に心当たりがありませんか?

  • 複数人と会った後は、ぐったりと疲れて動けない

  • 緊張しやすく、胃腸の調子を崩しやすい

  • 頭痛、肩こり、眠れない日が続く

  • 呼吸が浅く、いつも胸がつかえているような感じ

  • ストレスを抱え込んでいる

これらの多くは、「自律神経の乱れ」からくる体の反応です。

HSPは交感神経が優位になりやすく、
常に“緊張モード”に体が入ってしまうことが多いのです。
それによって筋肉が固まり、血流が悪くなり、疲労物質が溜まりやすくなる。
結果として、慢性的な不調へとつながってしまいます。

繊細さを守る整体的セルフケア

繊細さは「悪いもの」ではありません。
むしろ、人の気持ちに寄り添えたり、深く物事を感じ取れたりする美しい感性です。

だからこそ、その繊細さを守るために、“体・心”からのアプローチが大切だと感じています。

深い呼吸を取り戻す (瞑想)

胸やお腹が固まっていると、呼吸が浅くなり、自律神経が乱れやすくなります。

🔸やってみよう
1日3回だけでOK。「はぁ〜」とため息のように、息を吐いてみてください。
肩をすくめず、胸とお腹をゆるめながらゆっくり吐く。
吐ききったら、自然に入ってくる空気を感じてみましょう。

お腹と背中をゆるめる

緊張すると、一番固まるのは「お腹」と「背中」。
ここをゆるめると、体の中の循環が一気に回復します。

🔸寝る前の簡単ケア
・うつ伏せになり、お腹に手を当てて5呼吸
・仰向けで両膝を立て、膝を左右にゆらゆらと揺らす

「心地よい」を最優先にする

HSPの人は「こうすべき」に縛られて、自分を後回しにしがちです。
整体的ケアとは、“体・心の声を聞く習慣”でもあります。

・朝、少しでも太陽の光を浴びる
・自然に触れる
・肌触りのいい服を着る
・嫌なニュースは見ない
・SNSをむやみにみない
・気が合わない人とは一旦距離をとってみる
・一人の時間も大切に

これらすべてが、自分の体と心を守ることにつながります。

さいごに

私自身、HSPという気質に悩んできたこともありました。
でも今は、それを**「大切な個性」**として受け止められるようになっています。

体・心のケアを通して、
・疲れにくくなった
・人と関わるのが前より楽になった
・無理をしなくなった
・気が合う人が自然と寄ってくるようになった

私自身の経験も踏まえ、徐々にこんな変化が起きてきます。

HSPであることは「弱さ」ではなく、「感性の豊かさ」です。
どうか、あなたがあなたらしく過ごすために、
体をいたわり、心をやさしく包んであげてください。

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