はじめに
「姿勢を良くするには背筋を伸ばす」「痛みのある場所が悪い」
あなたも、そんな“体の常識”を信じていませんか?
実はそれらの考えが、あなたの不調を引き起こしているかもしれません。
この記事では、整体師として多くの体と向き合ってきた経験から
「よくある間違った体の思い込み」5つを取り上げ、それがなぜ不調につながるのかを解説していきます。
からだとの付き合い方を見直すきっかけになれば嬉しいです。
❌間違った体の常識①
姿勢を正しくする=すべて良くなる?
「姿勢をよくすれば不調も良くなる」「背筋をピンと伸ばせばOK」
――そう思っていませんか?
でも実は、無理に背筋を伸ばす姿勢こそが、体に負担をかけているのです。
例えば、猫背を直そうと背中を反らせすぎると、
かえって【反り腰・首の緊張・腰痛】を引き起こしてしまうことも。
本来の姿勢とは、**意識して作るものではなく、整ったバランスの“結果”**として自然に現れるもの。
「いい姿勢」を無理に作ろうとするのではなく、
まずは体全体のバランスを整えることが大切です。
❌間違った体の常識②
痛みのある場所=悪い場所?
肩がこるから肩が悪い。
腰が痛いから腰が原因。
…実は、その「痛みのある場所」はただの結果であることが多いんです。
原因は、姿勢のクセや足のアンバランス、骨盤のゆがみ、呼吸の浅さなど、
まったく別の場所にあることがほとんど。
表面的な部分だけに対処するのではなく、
本当の原因を探し出してアプローチすることが、根本改善への近道です。
❌間違った体の常識③
年齢のせいで不調は仕方ない?
「もう年だから…」という言葉、よく耳にしますよね。
でも実際には、不調の多くは年齢のせいではなく“体の使い方”のせいです。
からだは、使い方次第で70代でもしなやかに、軽やかに動けます。
年齢よりも大事なのは、「日々どう動いているか」「どうケアしているか」。
今からでも、体はちゃんと変わっていきます。
❌間違った体の常識④
痛いほど効く?
「強いマッサージじゃないと効かない」
「痛気持ちいいくらいが丁度いい」
そう感じる方も多いですが、実は**痛みは“危険信号”**です。
体は、強い刺激よりも「安心できる、やさしい刺激」でゆるみやすくなります。
優しく触れるだけで、神経や筋肉は十分反応してくれるんです。
体に必要なのは、“痛さ”ではなく“安心”。
その方が、体が本来持っている回復力も引き出されやすくなります。
❌間違った体の常識⑤
鍛えればすべて解決する?
「筋トレすれば健康になる」と思われがちですが、
まず必要なのは、体のバランスを整えることです。
ゆがんだ状態で筋肉をつけると、
かえって不調を悪化させたり、バランスを崩す原因になることもあります。
まずは【整える】→その上で【鍛える】。
この順番を間違えないことが大切です。
体との付き合い方を見直してみよう
私たちの体はとても正直です。
間違った使い方をすれば不調というサインを出してくれますが、
正しく扱えば、ちゃんと応えてくれます。
大事なのは、「無理に変える」ことではなく、
今の自分の体を“感じること”、“知ること”。
整体は、その「気づき」をサポートする場所です。
不調に悩む前に――
まずは、今の自分の体と仲良くなることから始めてみませんか?
まとめ
✅ 良かれと思っていた体の常識が、体の不調を引き起こすことも
✅ 痛みのある場所が原因とは限らない
✅ 姿勢や筋力も、整った土台の上でこそ活きる
✅ 「年齢」よりも「使い方」と「ケア」が重要
✅ 痛みではなく、安心が体を変える鍵
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