腰痛は「腰だけ」が原因ではない
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腰が痛くなるからといって、「腰に問題がある」とは限らない
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実際には、全身のバランスの崩れや血流・リンパの循環不良が原因になっていることが多い
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例:股関節・胸郭・腹圧・呼吸などの機能低下が腰に負担をかけている
解剖学からみる“腰”のしくみ
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腰椎は5つ。背骨全体の一部であり、体幹の安定装置
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腹圧(お腹の内側の圧力)が弱いと腰椎が不安定に
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腰周りは本来「動かす」より「支える」役目。動きすぎても痛みにつながる
本当の原因=“腰に負担をかけさせているもの”
具体例:
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股関節の硬さ:動きが出ず、代償で腰が動きすぎる
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呼吸が浅い・横隔膜の機能低下:腹圧が弱くなり腰が不安定に
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肩甲骨の固さ・猫背:姿勢が崩れ腰に負担集中
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ストレス:筋緊張が続き、慢性的な腰のこわばりに
一時的な処置(湿布・マッサージ)でよくならない理由
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表面だけの処置では、本当の原因にアプローチしていない
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痛みが一時的に引いても、体の使い方や状態が変わらないと再発
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大事なのは「腰を支える環境を整えること」
では、どうすればいいのか?根本改善の考え方
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【目的】腰の負担を減らすこと
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【方法】腰以外(股関節・肩甲骨・呼吸・腹圧など)から整える
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【意識】使われていない筋肉を目覚めさせる
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【結果】自然治癒力が働き、腰が“勝手に”改善していく
【おすすめセルフケア3選】
※目的別に紹介します
① 腹圧の再獲得:ドローイン(呼吸とお腹)
やり方
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仰向けになり膝を立てる
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鼻から息を吸い、お腹をふくらませる
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ゆっくり息を吐きながら、おへそを背中に近づけるようにへこませる
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10秒キープ × 3セット
🔍効果:インナーマッスルが活性化され、腰椎が安定しやすくなる
② 股関節ほぐし:お尻ストレッチ
やり方
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仰向けで片足を反対の膝にかける(足を4の字)
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足を抱え込みながらお尻を伸ばす
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30秒 × 左右
🔍効果:股関節の可動域が広がり、腰の動きの代償を減らす
③ 呼吸のリセット:胸郭をひらく肩甲骨ほぐし
やり方
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背筋を伸ばして座る
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肩を耳に近づけてから、後ろにぐるっと回す
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10回×2セット
🔍効果:呼吸が深まり横隔膜が動きやすくなり、自然に腹圧が入りやすくなる
まとめ:腰痛改善の鍵は「腰以外」にある
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「腰をどうにかする」のではなく、「腰を守る体にする」こと
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股関節・腹圧・呼吸・肩甲骨など、腰を取り巻く環境にアプローチすることが本当の根本改善
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