「もっと便利になればいいのに」
つい数年前まではスマホすらなかったのに、今の社会は驚くほど便利です。それでもなお、私たちは「もっと」を求めてしまう。
*VR=仮想現実 AI=人工知能
どれだけ時代が進んでも、人のベースは変わらない
便利さがどれほど進んでも、私たちには消えない3つの基本的なニーズがあります。
- 安心
- 愛情
- 所属(つながり)
AIが生活に深く入り込むほど、これらのニーズは「満たされる」のか、それとも「代替物で置き換わってしまう」のか。その境界がこれからのテーマになります。
この記事の結論から言うと、
AIやVRを生活の娯楽や補助として使用し、現実を土台にすることを推奨しています。
その理由を解説します。
AI・VRは人にどのような影響を与えるのか
AI・VRが与える人への影響
AI・VRは私たちの生活を便利にし、人間関係や心のケアをサポートしてくれる存在になりつつあります。
例えば、
・コミュニケーションの補助によって誤解が減る
・人には言いにくいことも相談できる
・家事や雑務が軽くなる
・理想の自分を演じることもできるため、安易に満たされやすい
AIやVRなどの発達によって、ラクして簡単に否定されない安心をAIに求める人が増えました。
その結果、「AIやVRにいるときのみ満たされ、リアルでは満たされない」状況が生み出されます。
”安心を自分以外の外側の存在に依存しやすく、AI依存”になることも懸念されます。
リアルが与える人への影響
現実の世界が与えてくれるものは、仮想の安心とは質が異なります。
リアルの人間関係は面倒なことも多く、時には傷つくこともあるため、避けたくなる場面もあるでしょう。
しかし、衝突や誤解を乗り越えたときに得られる成長や相手への理解が深まったときの信頼感は、現実でしか築けないものです。
また、5感をつかった安心は自然治癒力とも直結しており、健康面を支えてくれます。
長い目で見て、時間をかけ積み重なることで、安定することがリアルの特徴です。
体の健康の視点
「Aiがもっと発達すれば、ずっと健康体でいれられる」
これは、少し誤りがあると思います。
なぜなら健康に必要なのは、不健康になるまでの自分の体の悪化に気づき、現実で行動することだから。
- AI、VRはあくまで仮想現実でのリフレッシュであり、”具体的な健康の提案”や”気持ちの一時的な処理”はできる。
- 現実は、からだに対して直接アプローチするため、健康へのアプローチが可能。
つまり、健康はあくまで主体的に取り組む必要があり、Ai任せの他責・受け身の姿勢では体は悪くなってしまうということ。
AIやVRは上手く使えば便利ですが、最終的に体を整えるのは現実の世界での経験と習慣だという点は変わらないのです。
AI時代に起こる「二つの生き方」
これからは、人が次の二極に分かれていく可能性があります。
仮想寄り(外側の安心に重点をおく生き方)
- AIや仮想空間から承認や愛を受け取る
- 傷つかない代わりに、深い関係性を持たない
- 自己成長の速度はゆるやかで、大きな変化が起きにくい
現実寄り(内側に重点をおく生き方)
- AIを便利ツールとして使い、現実のつながりを大切にする
- 衝突や誤解を通して自己理解を深める
- 自然治癒力・安定感が育ちやすい
どちらが正解というわけではありませんが、
健康・安定・成長を考えると、リアルの比重は欠かせません。
まとめ
- 仮想世界やAIは楽して簡単に”外側依存の安心”をくれる
- リアルは時間をかけて”内側の安心”を育てる


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