“本当の自分”へ戻る段階的アプローチ|情報に流されず自分軸の生活へ

自分らしく心豊かに生きる
気づけば、私たちの毎日は膨大な情報に包まれています。
SNSで流れてくる誰かの成功、刺激的なニュース、周りの評価やアドバイス
それらに触れ続けているうちに、知らず知らずのうちに「自分の感情」より「社会などの外の声」の方が大きくなってしまいます。
他人の基準が強く目立つ時代では、本来の価値観や感覚がノイズに埋もれ、自分が何を望んでいるのか分からなくなるのは自然なことです。この記事では、私自身の実体験をもとに、段階的に取り組める5つのステップをまとめました。
外の情報ではなく、心の奥にある声に気づくための“道順”を一緒にたどっていきましょう。

ステップ1:情報の断捨離(ノイズを減らす)

  • 周囲からの圧力や期待から一旦離れる
  • SNSやニュースを見てもいいけど、その情報に心を左右されない
  • 強制的にデジタルデトックスして、自然に触れる時間をつくったり読書してみる

悩みや不安が生まれたきっかけは周囲の圧力やスマホからの情報の可能性はありませんか?
自分の心の声が聞こえにくい状況をつくっている要因を見つけてみましょう。

ステップ2:”ノイズ”と”内側の声”を整理してみる

  • 感じたことをノートに書いてみる
  • ずっとやりたいと思っていることを書いてみる
  • まだ体験していないけど興味あることを調べてみる
  • 自分の「好き・嫌い」をリストアップする
  • スマホを置き、何も考えない時間をつくり、ボーとする

情報のインプット過多により、心の奥の声が分からない状況です。
言葉にしたり話す(アウトプット)ことで、モヤモヤしている状態から、心の奥の声を聞きやすくなります。

ステップ3:自己欺瞞に気づく

ノートに書いた感じたことを見て、自己欺瞞(じこぎまん:自分で自分の心をだまし、良心や本心に反していることを知りながら、自分にとって都合の良いように無理に正当化すること)に気づく

例:
「仕事の情報収集だから」「連絡のためだから」と言い訳するが、実際は無意識にSNSを開いている。
「時間がないからできない」と言うが、実際にはSNSや動画視聴に時間を使っている。
「みんなもやってるから」とリスク行動を軽視(無茶なダイエット)
・挑戦して失敗することが怖い → 最初から「才能がない」と結論づけて逃避。

1.本当の欲求や恐怖を認めたくない
2.そのために“もっともらしい理由”を後付けする
3.自分でもその理由を信じ込む       に気づく

ステップ4:とりあえずやってみる

  • 「やってみたいこと」を一つだけ選んで実行する
    →結果を出したいことではなく、やっていて”楽しい”もしくは”ずっとやっていても苦にならない”感覚が大事。
  • 人間関係の整理:エネルギーを削る関係は距離を取る
  • 周囲の作業環境や部屋の不要物を減らす

実際の行動は、最初から上手くいく必要ないので、小さくてもいいのでとりあえずやってみることが大事
周辺環境は判断を左右するので、自分にとって本当に重要なもの・人で囲ってみましょう

ステップ5:振り返りと継続

  • 試したことの中で「続けたいもの/やめたいもの」を決める
最初からしっくりこなくても、”変な違和感””嫌ではない”感じであれば続ける価値あり。この行動が自己表現となり、さらに継続することで徐々に自分らしさを感じられるようになります。

さいごに | 社会の適応より、自分軸の生活へ

情報過多の時代だからこそ、自分らしさを守る工夫が必要です。

ある意味、自分らしさを持つもいうことは社会不適合になるともいえます。社会不適合者が増えるほど、人と違う意見や感覚を受け入れられる程の余裕がある世の中になっているともいえます。

最後に自分らしさを日常生活で意識するポイントを紹介します。

思考と感覚の2つの分野において、常に思考優位はとても疲れてしまいます。自分の感覚を信じて感覚優位にもっていくことを生活で意識し始めるとより自分らしさに近づきます。

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