天候や時期の変化で不調が出る理由とは?
1. 気圧の変化が自律神経に影響する
低気圧になると、体はリラックスモード(副交感神経優位)になりすぎてしまい、
・だるい
・眠い
・やる気が出ない
といった症状が出やすくなります。
特に「内耳」が敏感な人は、気圧の変化を強く感じて、頭痛やめまいが出ることもあります。これがいわゆる「天気痛」「気象病」と呼ばれるものです。
2. 気温差が体に負担をかける
寒暖差が激しい時期は、血管の収縮・拡張が繰り返され、体温調整にエネルギーを使いすぎてしまいます。その結果、
・肩こり
・関節の痛み
・腰痛の悪化
といった「体のこわばり・冷えによる痛み」が出やすくなります。
3. 日照時間の減少でメンタルが落ち込みやすい
秋〜冬は日照時間が短くなり、「セロトニン(幸せホルモン)」の分泌が減少。
それによって
・気分の落ち込み
・やる気の低下
・朝起きにくい
といった「季節性うつ」のような状態になりやすくなります。
【整体師が実践】天候不調に効くセルフケア
1. 朝の習慣で自律神経を整える
-
朝起きたら、カーテンを開けて朝日を浴びる(15分)
-
湯船につかって、夜はリラックスモードに切り替える
-
スマホ・テレビは寝る1時間前にはOFF
体のオン・オフの切り替えができるようになると、天気に左右されにくい体になります。
2. 軽い運動で血流を保つ
雨の日や寒い日こそ、家の中でできるストレッチや体操がおすすめ。
とくに「肩甲骨まわり」や「股関節」を大きく動かすと、体もポカポカしてきます。
10分の軽い運動でも、体調の安定感が全然違います。
3. 温活を習慣にする
-
飲み物はなるべく「常温以上」
-
生姜・味噌・根菜など、体を温める食材を取り入れる
-
冷えやすい人は、レッグウォーマーや腹巻も有効
体が冷えると、痛み・不調の元になります。
「温めること」は、季節に関係なく年中意識したい習慣です。
4. 気圧アプリで“予測”する
「頭痛ーる」などの気圧変化アプリを使うと、
「今日は気圧が下がるから、ゆったり過ごそう」
といった心の準備ができます。
不調の正体が「気圧」だとわかるだけで、不安感が軽くなりますよ。
おわりに:自然のリズムと、うまく付き合っていく
天気や季節は、自分では変えられません。
だからこそ「自然に逆らう」のではなく、自然の流れにうまく乗れる体と心をつくることが大切です。
「私、天気に弱いかも…」と思う方も大丈夫。
毎日のちょっとした意識と習慣で、自然の変化に強い体は作っていけます。
おすすめ関連記事
▶【整体師が実践】本当に効果を実感しているセルフケア習慣とは?
病院勤務・整体の経験から、心と体の健康に役立つ情報を発信しています!
整体のご予約をご希望の方は、以下いずれかのリンクからお気軽にお問い合わせください👇
📷【Instagram】▶︎ @relax5.4
📄【ジモティー掲載ページ】▶︎ 整体メニューや価格はこちらから
✉️【ブログお問い合わせフォーム】▶︎ ご相談・予約はこちらからどうぞ
コメント