睡眠の教科書 パート① | 睡眠不足を放ってない?現代人が見直すべき快眠の理由

睡眠編
 

「昨日も遅くまでスマホを見てしまった……寝たはずなのに朝から体がだるい」

そんな経験はありませんか?実は現代人の多くが、スマホやパソコン、仕事やSNSによる刺激で脳が過活動になり、交感神経が優位のまま眠りについていることが多くあります。

整体の現場でも「最近よく眠れません」という相談が増えており、寝不足や浅い眠りが日常化しているのが現状です。

睡眠の流れと役割

最初の4時間(ノンレム睡眠・徐波睡眠)

ノンレム睡眠=「深い眠り」

  • 脳波:深い徐波睡眠 δ波(デルタ波)が多い

  • 「体の修復」タイム

    • 成長ホルモンの分泌

    • 筋肉・骨・皮膚の修復

    • 免疫力の回復

4時間以降〜起床まで

レム睡眠 =「浅い眠り」

  • 脳波:θ波やα波に加えて、一部β波も出る

  • ノンレム睡眠とレム睡眠が90分ごとに交互に出現
  • 「記憶・知識の定着と感情のメンテナンス」タイム

    • 日中の記憶・知識の整理

    • 感情の整理やストレス解消

    • 夢を見ることで心のバランスを保つ

👉 まとめると、前半は体の修復、後半は記憶と心の整理
この両方がそろってこそ「良い睡眠」と言えます。

現代の生活が睡眠を妨げる理由

  • 夜遅くまでスマホやPCを操作 → 脳が覚醒状態に
  • 交感神経が優位になりやすい → 体は戦闘モードから抜けられない
  • 不規則な生活 → 体内時計(サーカディアンリズム)が乱れる

こうした要因が重なり、寝付けない・夜中に目が覚める・朝の目覚めが悪い、といった睡眠トラブルが増えています。

睡眠の質を上げるカギは「リラックス」

質の良い睡眠を得るには、副交感神経を優位にして体と脳をリラックス状態に導くことが重要です。具体的には:

  • 読書をする
  • 自然に触れる
  • 笑うこと、感謝すること
  • 香りや音で落ち着く
  • ぬるめのお風呂で体を温める
  • 寝る前に軽いストレッチや深呼吸をする
  • スマホやPCは寝る1時間前に控える
  • 照明を落として静かな空間で過ごす

これらの小さな工夫で副交感神経が働き、自然な眠気が訪れ、深い睡眠が得やすくなります。

睡眠不足がもたらす現代的リスク

  • 集中力や判断力の低下
  • ストレスや不安の増加
  • 免疫力低下や病気への影響
  • 肌荒れや老化の加速

睡眠は「ただ寝る時間」ではなく、健康・パフォーマンス・美容すべてに関わる生命線のような存在です。

まずは自分の睡眠状態を知ろう

ここまで読んで、「だから睡眠って大事なんだ!」と実感できた方も多いはず。では次に、自分の睡眠状態を確認してみましょう。寝付きやすさ、夜中の目覚め、朝のスッキリ感などをチェックすることで、改善すべきポイントが見えてきます。

睡眠チェックリストで自分の眠りを確認する

 

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