楽しいことばかり優先してしまうのはなぜ?
気づけばスマホ、気づけば甘いもの、気づけばYouTube。
やりたいことがあるはずなのに、いつの間にか目の前の楽しいことに流されてしまう。
これって意志が弱いからじゃありません。
実は「脳が楽を選びたがる仕組み」によるものなんです。
たとえば、チョコやジュースのような甘いもの。これを食べると“ドーパミン”が一気に出て、脳は「快楽=報酬が手に入った」と勘違いします。
でも、この快楽は一瞬。その後に急激に血糖値が下がることで、イライラしたり、集中力が切れたり、感情が不安定になることも少なくありません。
だから、「甘いもので気分転換したつもりが、かえってやる気が出なくなった」なんてことも起こるんです。
「怒られたことがない」あなたの盲点
もし、これまであまり怒られずに育ってきたとしたら、それは一見“恵まれている”ようで、実は大きなハンデにもなりえます。
なぜなら、人は“間違ったことを指摘される経験”から、自分で考える力を育てていくから。
「怒られたい」「誰かに指摘されたい」っていう気持ちが湧くのは、裏を返せば、「どうしたらいいか分からない。誰かに正解を教えてほしい」という
“依存”のサインかもしれません。
目の前の快楽と“将来の自分”はトレードオフ
今すぐ楽な道と、将来楽になる道。
あなたはどちらを選びますか?
毎日スマホやお菓子に逃げるようにして過ごしていると、「なんとなく1日が終わる人生」が続いてしまいます。
でも、未来を変えるのに必要なのは、大きな努力ではありません。
「あ、これって逃げてるだけかも」って気づくこと。
それだけで、人生の舵はゆっくりと変わっていきます。
今日からできる「小さな行動」5選
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お菓子を食べたくなったら、まず水を一杯飲んでみる
→ 水分不足や“口寂しさ”で手が伸びてることもあります。 -
スマホに手が伸びたら、1分だけ目を閉じて深呼吸
→ 衝動をスルーする力(前頭葉)が鍛えられます。 -
夜寝る前に「今日の良かった行動」を1つだけメモする
→ 自分を認める力が少しずつ育ちます。 -
「やらないリスト」を1つ作る
→ 例:22時以降は甘いものを食べない、朝はSNSを見ない など -
「怒られる前に、自分で問い直す」習慣を持つ
→ 例:「この行動の先に、どんな結果がある?」と自分に聞いてみる
本当に望んでいるのは、「甘やかされた自分」じゃない
甘やかしてくれる環境って、楽に見えます。
でもその中で生きてると、**「自分で自分を信じられない大人」**になってしまいます。
今、「これ、自分のことかも…」って少しでも思ったなら、それが変わるチャンスです。
甘いものや楽しいことを全否定する必要はありません。
でも、「未来の自分をがっかりさせない選択」を、1日1回でもしていけたら──
それは確実に、あなたの人生を変える力になります。
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