心は実態がなく、目で見ることができません。
「心って結局なに?」と感じていました。
そこで、心の中で起きていることを具現化させて書いてみました。
心とは、既存の価値観や経験、記憶をベースに
何か出来事が起きた時、
- どう意味付けして
- 何を感じて
- どう考えて
- 体と行動がどう反応するか
という一連のプロセス全体のこと。
過去の経験が価値観をつくる
DNAの遺伝要素から初期設定されており、そこから幼い頃から価値観を形成していきます。
-
嫌だったこと、辛かったこと
→「もう同じ思いをしないようにしよう」と知識や行動のパターンが作られる -
楽しかったこと、嬉しかったこと
→ 快楽刺激として記憶に残る
こうした経験の積み重ねが脳に学習し続け、
その人なりの心のクセや反応の仕方を形づくっています。
出来事が起きたとき
何か出来事を、目で見たり、耳で聞いたりした瞬間、
心の中では次の流れが起きます。
① 意味づけ(どういう意味だと受け取ったか)
② 感情(その解釈によって生まれる気持ち)
③ 思考(頭の中で言葉になる考え)
④ 身体反応(体の感覚や反応)
⑤ 行動(実際に取る行動・衝動)
この流れは、ほとんどの場合、無意識に一瞬で起こっています。
心は時間と共に変化する
心の状態は、
「その瞬間」だけで終わるものではありません。
その時の解釈や感情が、記憶として残ったり、考え方のクセになったり、未来の反応を左右したりしていきます。
では、具体例で見てみます。
具体例①
出来事:LINEを送ったけど、1日返事がない。
心の中で”今”起きていること:
- 意味づけ:「嫌われたのかも」
- 感情:不安、寂しさ
- 思考:「余計なこと送ったかな」
- 身体反応:胸が重い、そわそわする
- 行動衝動:何度もスマホを見る/送信取り消ししたくなる
→ 未来
時間が経って振り返ると、
「あんな時もあったな。」くらいにしか思わない。
このように、
今は強く揺れていた心も、未来では意味づけが変わることがある。
具体例②
出来事:上司(先生)に「よくやったね」と言われる。
心の中で”今”起きていること:
- 意味づけ:「評価された」
- 感情:嬉しさ、安心
- 思考:「努力してよかった」
- 身体反応:背筋が伸びる
- 行動:次も頑張ろうとする
→ 未来
この経験が積み重なることで、
「自分はやればできる」「挑戦しても大丈夫」という感覚が育つ。
そして将来、失敗した時でも
「以前も乗り越えたから大丈夫」と解釈できるようになる。
まとめ
どんなに辛いことがあってもその時はその時。時間が立てばやがて変化する。
どんなに楽しいことがあってもその時はその時。時間が立てばやがて変化する。
心は目に見えませんが、
こうして分解してみると
誰の中にも確かに存在しているものだと分かります。


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