AIの時代にふと思った疑問
最近、「ChatGPTってすごいよね」「何でも答えてくれる」そんな声をよく耳にします。
体のこと、健康のことも聞けるし、「もしかして、これがあれば病院も整体もいらないんじゃ…?」
そんなふうに思ったことはありませんか?
この記事では、
元・作業療法士、現・整体師の私が、**「AIがあれば健康になれるのか?」**について、現場目線で答えます。
【結論から】
ChatGPTがいれば健康になる? → 答えは「No。でも近づくサポートにはなる」
ChatGPTは、確かに知識やアドバイスの宝庫です。
でも、それだけでは「健康になる」とは言えません。
なぜなら、健康は情報だけではなく、
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実際の行動
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身体感覚
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環境・習慣の積み重ね
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自分のからだや心の不調に気づかない
からです。
【ChatGPTが「できること」】
ChatGPTが得意なこと | 健康にどう役立つか |
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✅ 情報提供 | 食事・睡眠・運動など、知識を得られる |
✅ 習慣づけのヒント | 「朝のストレッチ」「呼吸法」など提案してくれる |
✅ 自己整理のサポート | 悩みや症状を書き出すことで頭がスッキリ |
✅ モチベーション維持 | 継続のコツや気持ちの整理がしやすくなる |
たとえば「なんとなく疲れやすい」という相談に対して、
「食事内容は?」「睡眠の質は?」といった多角的な視点をくれるのはとても助かります。
【でも、整体師として思うこと】
AIでは届かない“体のリアル”
私たちの身体は、
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気づかない緊張
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呼吸の浅さ
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筋肉の張り・冷え
など、自分では気づけない不調をたくさん抱えています。
また、触れることで得られる安心感や、
「ただ誰かに話せたことでホッとした」
といった感覚的な体験も、健康にはとても大切。
整体では、
「気づかなかった体のクセに気づく」
「勝手に体が整っていく状態に近づく」
といった変化が起こります。
【AI×整体の未来】
ChatGPTは「答え」をくれるけれど、
整体や体との向き合いは「気づき」をくれます。
どちらか片方ではなく、
✔ ChatGPTで知識を得て、
✔ 整体で体の状態を感じて、
✔ 自分自身の生活に活かしていく
これが、AI時代の「健康の新しい形」なのかもしれません。
【まとめ】
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ChatGPTがいれば“健康になれる”わけではない
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でも、気づき・習慣・モチベーションの面で大きなサポートになる
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体の変化や深い安心感は、やはり人と人のつながり(整体など)から生まれる
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AIと整体の“いいとこどり”が、これからの健康づくりに必要
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