大人こそ、遊べ!
20代後半から30代前半。
社会人として数年が経ち、仕事にも慣れ、責任も増えてくる時期。
気づけば「仕事が生活の中心」になっていませんか?
でも、はっきり言います。
大人にこそ“遊び”が必要なんです!
「え?遊ぶなんて時間の無駄じゃないの?」
「休みの日くらい寝ていたい…」
そんな声が聞こえてきそうですが、実は逆。
遊ぶことは心を満たし、人生の質(QOL)を底上げする、めちゃくちゃ大事なことなんです。
子どもの頃を思い出してみてください

小学生の頃、放課後に友達と夢中で遊んだ時間。
夏休みに外で走り回って、気づけば夕暮れだったこと。
誰に評価されるわけでもなく、ただ楽しくて仕方なかったあの時間。
その感覚、覚えていますか?
子どもの頃の遊びには「純粋な楽しさ」「無我夢中」がありました。
それがあったから、毎日がキラキラしていたんです。
童心は生活を豊かにする大切な材料とも言えます。
大人になると忘れてしまうもの
社会に出ると、「成果」「効率」「比較」が日常になります。
仕事では同僚より早く結果を出さないと置いていかれるような気がして、
評価や昇進のスピードに一喜一憂してしまう。
「もっと頑張らなきゃ」「成果を出さなきゃ」と常にプレッシャーを抱えていませんか?
見た目のプレッシャーも同じです。
SNSではキラキラした人の生活や完璧なスタイルが流れてきて、
「もっと痩せなきゃ」「もっとおしゃれじゃなきゃ」と比べてしまう。
気づけば楽しむためではなく、“よく見せるため”に写真を撮ることが目的になってしまうこともあります。
さらに、プライベートでは友達の結婚やマイホーム購入の投稿を見て焦ったり、
自分だけが取り残されているように感じたりする…。
「どう見られるか」「何を持っているか」ばかりが中心になり、
「自分は何を楽しみたいか」という感覚はどんどん薄れてしまうんです。
でも、それは大きな勘違い。
成果や見た目、他人との比較だけを追いかけても、心の奥の充実感は育ちません。
むしろ、楽しむ力を失うほどに、心は乾いて疲れてしまいます。
年を重ねるほど遊びは大切になる

私が病院で作業療法士(OT)として働いていた頃。
若いときは仕事や育児で慌ただしく、遊びを考える余裕がない人が多いんです。
でも、50代、60代と年齢を重ね、生活が落ち着いてきたとき、
「趣味がない」「何をしていいかわからない」という人が本当に多くいました。
遊びは、心を支えるエネルギー。
笑うこと、ワクワクすること、ただ楽しむこと。
それがある人ほど、人生は豊かになり、毎日の充実度が全然違います。
まとめ:大人こそ遊びが必要
遊ぶことは、子どもだけの特権じゃありません。
大人になった今こそ、「ただ楽しい時間」が必要なんです。
成果や効率を追い求める日々の中で、
遊びはあなたの心に“自由”を取り戻してくれます。
そして、その自由が人生をもっと楽しく、豊かにしてくれます。


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