はじめに:「呼吸してるだけでしょ?」って思ってませんか?
こんにちは。整体師としてたくさんの方の体に触れてきましたが、
実は「深呼吸」って、あなどれないほどパワフルなんです。
「呼吸なんて、毎日してるし」
「ヨガとかでやるやつでしょ?」
そう思った方も、ちょっと待ってください。
ぎっくり腰の方が、深く息を吐いただけで体がゆるみ、施術がスムーズに進んだ。
デスクワークの人が呼吸を整えただけで、回復力が一気に上がった。
――整体をする中でこの場面、何度も見てきました。
意識をしないと効果を感じられない人が多いですが、
実はからだに大きな影響を与えているのです。
今回は「ただの深呼吸」ではなく、「体を変える深呼吸」の話を、現場目線でお伝えします。
呼吸が変わると、体が変わる理由
私たちの体は、無意識に防御の姿勢を取ることがあります。
特に、痛みが強いぎっくり腰では「体を守る反射=防御反射」が働き、全身がガチガチに。
そんな時、施術前に「深く吐いてみてください」と伝えると…
不思議と筋肉がふわっとゆるむんです。
なぜか?
それは、「呼吸」が交感神経と副交感神経のスイッチを切り替えるカギだから。
交感神経(緊張モード)が優位だと、筋肉は常に構えています。
でも、ゆっくりと息を吐くことで、副交感神経(リラックスモード)が働き始める。
これにより、体が「緩んでいい状態」に変わるのです。
デスクワークで不調が続く人は「呼吸が浅い」かもしれない
長時間パソコンに向かっていたり、スマホを見ていたりすると、
無意識に呼吸はどんどん浅くなり、肩や首の動きも制限されがちに。
その結果、
・疲れが抜けない
・夜眠りが浅い
・慢性的な腰痛や肩こりがある
といった不調を引き起こしやすくなります。
「長生きしている動物」の共通点って?
面白い研究があります。
**ゾウ、クジラ、ウミガメ――長生きしている生き物に共通するのは、「呼吸がゆっくり」**という点。
逆に、ハツカネズミやスズメのように、呼吸が早く浅い生き物は、寿命も短い。
もちろん人間とは違う部分もありますが、
「呼吸が浅い=常に緊張状態」では、体も早くすり減っていくと考えれば、妙に納得がいきます。
情報社会で呼吸が浅くなる現代人
スマホ、SNS、仕事、予定…
常に「やらなきゃ」「考えなきゃ」と脳が忙しくなると、自然と呼吸は浅くなります。
つまり、現代人は無意識のうちに交感神経優位=緊張状態に陥りやすい時代。
深呼吸が「リセットスイッチ」になりうるのは、こういう背景もあるからなんです。
ChatGPTからも補足:深呼吸の科学的メリット
私(ChatGPT)からも、深呼吸の科学的メリットをいくつか補足させてください。
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血圧を下げる作用:深い呼吸により、血流が安定し血圧が下がることが確認されています
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ストレスホルモンの抑制:コルチゾール(ストレスホルモン)の分泌が抑えられる
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集中力アップ:呼吸が整うと、脳への酸素供給が安定し、思考がクリアに
-
免疫力の向上:自律神経が整うことで、免疫系も正常に働きやすくなる
簡単にできて、これだけの効果。
…ちょっとすごくないですか?
まとめ:深呼吸は「今すぐできる最高の健康法」
✔️ 無理なストレッチもいらない
✔️ お金も道具もいらない
✔️ どこでもできる
✔️ しかも副交感神経が働いて自然治癒力が高まる
整体に来る時間がない方にも、「深く吐くだけ」でも変化の一歩になります。
まずは、今日の夜。
ベッドに入る前に、10秒かけて「息を吐く」ことから、はじめてみてください。
あなたの体は、思っている以上に「呼吸ひとつ」で変わるかもしれませんよ。
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