どう行動するかより、どうあるか|心の持ち方を整える39の原則

メンタル編

私たちは日々、「どうすればうまくいくか」「どう思われるか」「どう行動するか」を考えて生きています。

けれど、本当に大切なのは“どうあるか”
「どうあるか」:自分が今どういう精神状態でいるか
行動よりも、存在のあり方こそが人生の質を決めていきます。ジェリー・ミンチントン著『心の持ち方』からの学びと、私自身の実感を通して、
生きるうえで大切だと感じた39の「心の持ち方」を整理しました。

自分を受け入れる力

  • 自分の欠点やミスを許すから、相手も許せる。
  • 自分の不完全さを認めるから、相手の不完全さも認められる。
  • 世界で最も大切な存在は「自分」であると認める。
  • 欲しいものは素直に「欲しい」と伝える。
  • 有形無形に関わらず、無いものより今あるものに目を向ける。

「足りない自分」ではなく「今ある自分」に集中すること。
そこから行動すれば、結果に執着せずにいられる。


心の自由と責任

  • 他人を批判せず、自分も裁かない。
  • 不安や恐怖は隠さず受け入れる。
  • 相手のニーズよりも、自分のニーズを第一優先にする。
  • 他人は自分を満たすために存在しているわけではない。
  • 収入や地位、家柄を比べない。
  • 人を肯定的に見る。否定的に見ない。
  • 多くの物を所有するより、多くの物を欲しがらない物欲が幸福に繋がる

自分らしく生きるということは、相手から敵意を持たれるリスクを許容するということ。
相手のせいにしないほど、望む生活になっていく。


関係性の質を育てる

  • ネガティブ、否定的、コントロールしてくる人から距離を置く。
  • 「No」と言う勇気を持つ。
  • 自分の問題は自分のもの。相手の問題は相手のもの。
  • 自分の行動を認識し、悪い習慣をとめる。
  • 問題は書き出すことで解決される。
  • 関係は、時間をかけて築く。
  • 自分に害がない限り、相手をコントロールしようとしない。

信頼は、相手を変えることではなく、相手を尊重することで生まれる。


人生の受け止め方

  • 先延ばしにしない。
  • 人生は不安定がつきもの、生き急がない。
  • 予期せぬ出来事も、いずれ良い方向へ向かう。
  • 心配しない
  • ストレスは「食事・睡眠・運動・瞑想・今を生きる・ユーモア精神・課題リスト制作」で対処する。
  • 仕事も人生も「楽しみながら」が基本。

コントロールするのではなく、委ねる。
流れに逆らわないことが、最も自然で強い生き方。


愛と調和のエネルギー

  • 自分を愛せるから相手も愛せる。
  • 誰もが「愛された資質」を持っている。
  • 嘘の自分を演じず、ありのままを見せる。
  • この世界は愛で満たされている。
  • 親子の不和も、成長の一部。
  • 現実の責任は「今ここにいる自分」にある。

行動ではなく「状態」。
自分が愛であるとき、何もしなくても周囲が整っていく。


どう行動するかより、どうあるか

「どうあるか」に軸を置くとは、何をするかよりも“どんな意識でいるか”を選び続けるということ。
行動も結果も、すべては「あり方」の延長線上にあります。

焦りや恐れから動くと、たとえ成功しても満たされない。
けれど、愛と感謝の意識で在るとき、行動は自然に導かれます。

「何をするか」ではなく、「どう在るか」。
それが、心の安定と幸せをつくる。

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