にぎやかな空気、笑い声、誰かとつながっている安心感。
飲み会って、そういう「楽しさ」がある場所ですよね。
でも、実を言うと私は、ほとんど飲み会には行きません。
お酒が苦手というより、「その場にいる意味があるのか」「終わったあとに心が満たされているのか」が気になってしまうからです。
少し変わってるかもしれません。でも、その視点があったからこそ見えてきたことがあるのです。
飲み会が好きなあなたへ、少しだけ立ち止まってほしい理由
20代のうちは、「誘われる=好かれてる」「断ったら気まずい」と感じることが多いかもしれません。
私も以前はそうでした。飲み会に行かないと「付き合いが悪い」と思われるのではないかと心配したことも。
でも、そうして**“ノリ”や“流れ”に身を任せすぎてしまうと、ふとした時に心が疲れていることに気づきます。**
楽しいはずの場なのに、なぜか帰り道に寂しさが残る。
話していたはずなのに、言いたいことは何も言えていなかった気がする。
そんな経験があれば、一度その「楽しさ」の質を見直してもいいかもしれません。
「お酒がないと盛り上がれない」は、本当?
正直、私はずっと違和感を感じていました。
飲み会じゃなくても、カフェや朝活、静かな場でも人と深く話せるし、
むしろそういう場の方が**「自分らしさ」を出せる**と感じていたからです。
それに、お酒を飲むことで人と仲良くなれたように感じても、
酔いがさめたあとに残るのは、「本当に伝えたいこと、伝えられてないな」というモヤモヤだったりします。
飲み会の代償、少しだけ想像してみて
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【健康面】肝臓や腸、自律神経にじわじわ負担がかかる
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【メンタル】飲みの頻度が増えると不安感や孤独感が増すことも
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【お金】月3〜5万円を飲み代に使っている人は意外と多い
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【時間】本当にやりたかったことが、何度も後回しにされていく
一回一回は小さなものでも、それが積み重なると、30代・40代での心身のコンディションに確実に差が出てきます。
本当に大切な人間関係は、断っても壊れません
これは声を大にして伝えたいことです。
「今日はやめとくね」と言える関係性があるか。
「お酒じゃなくてもつながれる人」がいるか。
それを大切にすることこそ、本当の意味で自分を守ることにつながります。
もし周囲が「飲まない=つまらないやつ」と言うような環境なら、
少しずつ距離をとって、自分にとって心地よい関係を探していいのです。
自分とつながる時間の大切さも、忘れないで
私は、ノートに今の気持ちを書き出すことを習慣にしています。
すると、不思議と気持ちが整理され、心が落ち着いていきます。
そんなふうに、お酒や人に頼らず、自分の内側と対話する時間を大切にするようになりました。
ただ「合理的」「効率的」に動くだけでは、心は満たされません。
ときには非合理でいい。
自然の中を歩いたり、ただボーッと過ごす時間を持つことも、立派な心のメンテナンスです。
最後に
お酒の場を楽しむことは、悪いことではありません。
でも、それが「心を満たす本当のつながり」になっているのかどうか。
それに気づく視点は、きっとこれからの人生であなたを支えてくれます。
20代の今だからこそ、自分を守る選択をしていい。
飲まないあなたも、十分魅力的です。
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