悩みのループから抜け出す:SNSやデータだけに頼らない意思決定
情報が多すぎる世の中
AIやビッグデータが進化し、あらゆる意思決定が「データやアルゴリズムに任せられる時代」になりました。
でも、どれだけ数字や理論が示す答えがあっても、私たちが直面する悩みや課題は現実の中で起きています。
つまり、本当に大切なのはリアルを見て、自分の判断軸で選ぶことです。
スマホの情報をうのみにしてはいけない理由
何か悩みがあれば、それをスマホで調べて解決しようとする人が多いのではないでしょうか。
悩みを解決するには、地図でいうと「現在地」と「目的地」が必要です。しかし、目的地は良く見えるが、現在地は調べても出てきません。
- AI(ChatGPT等)は膨大なデータを分析して「こうなる可能性が高い」と教えてくれる。しかし、AIもエビデンスも統計や現時点でのエビデンスに基づいたものであり不完全である。
あくまで統計上であり、実際と異なる可能性がある。
例)日本には1億人の人がいる中で、一番多い名字が佐藤であり180万人いる。しかし、実際には820万人は違う名字である。 など
- SNSでの情報、インフルエンサーの紹介している情報もあくまで参考までに
そのインフルエンサーには効果があったかもしれないが、実際に自分自身に適応するかは別。
特に疑う・注意する言葉集:「即効性」「短時間」「簡単」「たったこれだけで」
👉スマホはエンターテインメントの道具としてみることがコツ。悩み解決に使う道具としては、適切ではない可能性がある。
リアルを大事にする意味
悩みや問題は、現場で起きる生の状況からしか見えてきません。
例えば、チームの人間関係や顧客の微妙な反応は、データや理論だけでは読み取れません。
小さく試して、現場の反応を見ながら調整することが、正しい意思決定につながります。
【重要】AI・エビデンスとリアルを組み合わせる
- 情報を集める
AIやデータから傾向や可能性を把握 - 現場で実際に行動・検証する
実際の人や環境で反応を見る - 自分の価値観で判断する
データが示す最適解ではなく、自分が納得できる選択をする
この往復運動を意識することで、AIに依存せず、自分の意思決定力を保つことができます。
まとめ
- AIやエビデンスは補助
- リアルは意思決定の根拠
- 両者を行き来しながら判断することで、数字や理論に振り回されず、本当に大事なことに目を向けられる
今日から「リアル」を見て、自分の価値観で選ぶ判断をする練習をしてみましょう。
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