この世の見え方は、自分で“操る”ことができる|脳科学と周波数チューニングの仕組み

メンタル編

このテーマを理論的に理解し、腑に落ちたのは次の3つのきっかけでした。
・新子景視さんのマジックを通じて「人の認識の仕組み」に興味を持ったこと
・『思考は現実化する』という本で、思考と現実の関係を知ったこと
・仕事で行き詰まり、絶望の中で「見方が変わるだけで世界が変わる」と体感したこと

「どうして人は目に見えないものを感じ取れるのだろう?」
「思考が現実をつくるとは、どういう理屈なのだろう?」

──そんな疑問を追ううちに出会ったのが、
“周波数を合わせる”“チューニングする”という考え方でした。

調べていくほどに、これは単なるスピリチュアルではなく、
脳科学・量子物理学・スピリチュアルの“境界領域”にあるテーマだとわかってきました。

この世の見え方は、自分で“操る”ことができる|周波数でチューニング

この世のすべてを“ありのまま”に見ているようで、「見たい景色で」見ている。

訳:脳は膨大な情報を処理しきれないため、省エネの仕組みとして「自分にとって重要だ」と判断したものだけに焦点を当て、残りのほとんどをノイズとしてカットしている。また、見たい景色と現実が違うとき、現実を捻じ曲げて見たい景色を見ている。

つまり、私たちが見ているのは“現実そのもの”ではなく──
脳が選び取った「ごく一部の現実」or「現実ではなく考えた解釈」を見ていることになります。

脳は「現実」ではなく「解釈」を見ている

例えば、「人は怖い存在だ」と無意識に思っているとします。もし相手の優しい行動を見たとしても、これには絶対裏があると勝手に解釈し「やっぱり人は怖い存在だ!優しくてもこの人からは離れよう」となるのです。

人間の脳は、1秒間に数百万もの情報を受け取っていますが、実際に意識できるのはごくわずか。
その“取捨選択”を決めているのが、過去の記憶・信念・感情、そして「いまどこに焦点を当てているか」です。

意識の周波数が、見える現実を変える

これは、ラジオや楽器のチューニングと同じです。
ラジオのダイヤルを少し回す(周波数を変える)だけで、同じラジオや楽器なのに違う声や音楽が聞こえますよね。
つまり、意識の“周波数”を少し変えるだけで、見えてくる現実も変わります。

「人は信頼できない」と思っている人は、信頼できないチューニングになり、裏切られそうなサインばかりを拾います。
「人は優しい」と思っている人は、思いやりの行動を自然と見つけます。

では、焦点や周波数が現実を変える理論を見ていきましょう。

「焦点」と「周波数」── 意識のチューニング理論

ここで言う「操る」とは、外の世界をコントロールすること・解決することではなく、
自分の焦点と周波数を“どこに合わせるか”を選ぶこと。

心理学ではこれを「選択的知覚」と呼び、
スピリチュアルでは「波動の共鳴」「引き寄せの法則」と呼ばれます。

そして量子物理学の視点から見れば、

観測する“意識”が、どの現実の波を“粒”として確定させるかを決める。

つまり、意識のチューニング=観測の選択
焦点を変えれば、見える現実(体験する現実)が変わるというのは、
決して比喩ではなく、物理的にも理にかなっているんです。

見え方を“操る”3つのステップ

思考は周波数が乱れる要因となりやすいので、なるべく思考しない(心の声がペラペラ話さない)状態にすることがポイントです。

今の自分の焦点を「知る」

楽器で例えると、「今鳴っている音程(感情)」を認識する作業と「自分自身の心地よい音程を知る」作業です。

「楽しい」「おいしい」「心地いい」「不安」「焦り」「不足」
今この瞬間、どこに意識が向いていますか。

脳は、意識を向けた情報を優先して集める仕組みを持っています。
つまり、自分の“焦点”に気づくと、脳のフィルター(情報の取捨選択)が変化する準備ができます。

効果:自分の思考パターンが客観的に見えるようになり、無意識に反応していたストレスが減ります。

周波数を「整える」

自分自身の心地よい音程を鳴らすために整える作業です。

呼吸を深くする、姿勢を整える、自然に触れる──
これらは、頭ではなく体を使って波を静め、「静けさのチャンネル」に合わせる方法です。

無理に思考を変えようとするのではなく、体を通してチューニングすることで、心の周波数は自然に整います。

効果:思考が静まり、直感やひらめきが戻りやすくなります。ストレス耐性も高まります。

新しい焦点を「選ぶ」

自分自身の心地よい音程を鳴らす作業です。

次に、自分に問いかけてみましょう。
「これからどんな世界を見たいか?」

たとえば、
・安心を感じる世界
・人の優しさに気づける世界
・好奇心で動ける世界
・調和の中で生きる世界

これは“理想を追う”ことではなく、どんな周波数で生きたいかを選ぶという行為です。
焦点を変えた瞬間、脳の認識が変わり、見える現実も自然に変わっていきます。

効果:出来事に振り回されず、自分の望む世界を自ら創り出せるようになります。

日常で使える“チューニング”の練習

  • 朝、空の色を見て呼吸を合わせる(自然との共鳴)
  • 苦手な人と話す前に、自分の体の“中心”に意識を戻す
  • 仕事中に混乱したら、手のひらの温かさに注意を戻す(今ここ)
  • 寝る前に「今日一番よかった瞬間」を3秒だけ思い出す

これらはすべて、“意識の周波数を整える行為”です。

操るのは“世界”ではなく、自分の焦点

この世の見え方を操るとは、
外の世界を変えることではなく、自分という観測者の在り方を変えること。

世界は一つ。
けれど、“見える世界”は人の数だけある。

焦点を変えることで、見える現実が変わり、
それが人生の体験そのものを変えていくのです。

 

まとめ補足:
操るという言葉は、何かを支配することではありません。
むしろ、“受け取る波を選ぶ”という静かな行為です。

参考:新子景視さんのYoutube

本記事のテーマに興味がある方は、
私が学びのきっかけにした新子景視さんの公式YouTubeチャンネルもおすすめです。
▶︎ 新子景視さん公式チャンネル

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