・人が怖くて、仕事したくない
・仕事をしても、なじめるのか不安
・コミュニケーションをとれるか自信がない
人が怖くて社会になじめなかった私も、7年かけて人と関わることへの怖さが減り、仕事になじめるようになりました。
頑張っても人に認められず、怒られることも多かったため、ずっと人が怖かったです。
この記事は、人が怖い状態をどう対処していくか、自分に合った働き方をどうやって見つけていくかを紹介しています。
この記事を読むことで、人が怖くて仕事に行くのがつらいときの対処法、自分に合う仕事・働き方を探すヒントが分かります。
「自分に合う環境を知り、探すこと」
人が怖いときの対処方法とは

「人が怖い」「仕事に行きたくない」と感じるとき、職場環境が自分に合っていないこともあります。
- 要領がうまくつかめない。
- 過去の失敗が頭から離れない。
- 感情をうまく出せない。
そんな自分に苦しさを感じながらも、心のどこかで「ちゃんと働ける自分になりたい」と願っている。その気持ちがあるだけで、もう十分がんばっています。
人が怖くなってしまう背景には、過去に人から傷つけられたり、責められたりした経験が関係していることがあります。
その後の人間関係でも「また同じことが起こるかもしれない」と警戒しやすくなることがあります。人と接するときに怖くなったり、緊張したり、人を避けたくなったりします。
過去の経験から身についた、自分を守るための反応です。
人が怖い自分を、無理に変えようとしなくても大丈夫です。
自信がつくようになるには

最初からなんでもできる人は、稀です。外からは順調に見えていても、実際には悩みや苦労を抱えていることもあります。
要領をうまくつかめない、自信が持てないと感じることは、決して珍しいことではありません。
自信は、頭の中で「自信を持とう」と思うだけでは、なかなか育ちません。実際に行動し、「できた」と感じる経験を積み重ねることが、自己効力感を育てる重要な要素になります。
「できた」という経験を積み重ねるためにも、自分の特性や得意なことを活かせる環境を探すことも大切です。
個人と仕事・組織などの適合度が高いほど、仕事満足度などが高く、離職意図が低い傾向にあります。
*Kristof-Brown et al., 2005
「人は万能ではない。人それぞれ、輝ける場所はある。」
自分に合う仕事・環境を見つけるには

- 自分がちょっとでも「好きだ」と感じられること。
- やっていて「苦じゃない」と思えること。
そうした感覚を手がかりに、働ける場を探してみてください。得意なことを仕事にするというのは、特別な才能を見つけることではありません。
「得意なことが分からない」ときは、「苦にならないこと」から探しても構いません。
具体的には、次のようなステップで考えてみましょう。
これまでの過去を振り返る
これまでを振り返って、「苦しかったこと」「苦ではなかったこと」「楽しかったこと」や、そのときの環境を書き出してみてください。
例えば、
- 一人で作業しているときは、集中できる
- 人と話すことが多い仕事は疲れる
- 好きなことをしているときは、時間が経つのが早い
- 決められたペースで進められる仕事は苦じゃない
「好きなこと」「苦じゃなかったこと」の中に、自分に合う仕事や環境を見つけるヒントがあります。
人と密に関わる仕事が合う人もいれば、一人で集中する時間が多い仕事が合う人もいます。どちらが正解ということはありません。
自分が無理なく続けられる環境を知ることが大切です。
小さく試してみる
いきなり大きな決断をしなくても大丈夫です。
短期の仕事など、小さく試せる環境から始めるのもひとつの方法です。
実際に働いてみることで、「これは苦じゃない」「この環境は合わない」など、自分に合う仕事や環境が少しずつ分かってきます。
合わなければ、変えていい。
合わない場所は、単に「合わなかった」というだけです。あなたの価値が否定されたわけではありません。
世の中には、数えきれないほどの会社や働き方があります。
一度で自分に合う場所を見つけなくても大丈夫です。試して、合わなければ変える。
そして、また自分を知り、仕事をしてみる。自分に合う環境が見つかっていきます。
仕事で上手にコミュニケーションをとるには

人が怖い状態で、いきなり「コミュニケーション能力を高めよう」とする必要はありません。
- 完璧に話そうとしない
- 相手の反応は、相手が決めていると知る
- 苦手な人とは最低限だけ関わる
- 安心して話せる人・環境から少しずつ慣れる
緊張したり、言葉に詰まったりするのは、自然なことです。
自分を責めながら話そうとすると、余計に言葉が出てこなくなります。無理に上手く話そうとすればするほど、うまくいかないことも多いものです。
- 話す前に、深呼吸をしてみる。
- 完璧に話そうとせず、「言葉を言えたらいい」くらいの気持ちでいる。
コミュニケーションは、テクニックよりも土台となる安心感が大切です。そして、その安心感は、自分に合った環境の中でこそ育っていきます。
「コミュニケーション能力を高めて人に合わせる」よりも、「安心できる範囲から人との関わりを作る」こと。
心地よい関わり方を見つけていくことが、結果として上手なコミュニケーションにつながっていきます。
まとめ
人が怖くて仕事に行くのがつらいとき、無理に自分を変える必要はありません。
まずは、これまでの経験から「好きなこと」「苦じゃないこと」「安心できる環境」を知ること。そして、自分に合いそうな仕事や環境を小さく試してみてください。
その中で「ここならできる」という経験が少しずつ増えていき、自信につながります。
人それぞれ、得意なことも、働きやすい環境も違います。
人が怖い自分を変えることより、自分が無理なく働ける場所を探していきましょう。
あなたに合う仕事や環境は、きっとあります。
参考文献
- Kristof-Brown, A. L., Zimmerman, R. D., & Johnson, E. C. (2005). Consequences of individuals’ fit at work: A meta-analysis of person-job, person-organization, person-group, and person-supervisor fit. Personnel Psychology, 58(2), 281–342.
- Stajkovic, A. D., & Luthans, F. (1998). Self-efficacy and work-related performance: A meta-analysis. Psychological Bulletin, 124(2), 240–261.
- Usher, E. L., & Pajares, F. (2008). Sources of self-efficacy in school: Critical review of the literature and future directions. Review of Educational Research, 78(4), 751–796.

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